皆様「グランブルーファンタジーヴァーサス」はお楽しみでしょうか。私はソリッズを使ってIQが地の底まで落ちました。このキャラ使った人漏れなくIQ下がってるんだけど大丈夫か?
今回は格闘ゲームで接近した時に起こる投げ、ガード、打撃に纏わる攻防、所謂三すくみについて解説しようと思います。ちなみにソリッズは打撃だけでなんか勝てる時があります。
格闘ゲームの読み合いはしばしばじゃんけんと呼ばれることがあります。これは、「投げ」は「ガード」に勝ち、「ガード」は「打撃」に勝ち、「打撃」は「投げ」に勝てるなどといった性質を、グーチョキパーの3すくみになぞらえた呼称です。「じゃんけんは運ゲーでくだらない」といった否定的な使い方をされる事も多いですが、じゃんけんと言う呼び方は概ね的を得ているように感じます。

ひとつ違う点は、格闘ゲームでは出した手によってリターン差が生まれるという所。打撃が通ればコンボが入る事で多大なリターンを生むし、ガードを選択すれば状況有利を得る事はできても直接的なリターンは生まれない事が多く、プレイヤーはシーン毎に手を変える事を要求されます。
リターン差がある事によって、「ここで大きくダメージを取る事ができれば勝てる!」「無理をする必要がない、手堅く攻めよう」といった風に戦略的な深みが存在します。格闘ゲームの読み合いはじゃんけんであって、じゃんけんではない。格闘ゲームの読み合いは単純なじゃんけんとは一味違う深みを持っています。
では格闘ゲームとはなんなのか。
同じように選択した手によってリターンに大きな差が生まれるゲームを皆さんご存知でしょう。グリコです。格闘ゲームの読み合いは、グリコです。

自分がじゃんけんで勝った手によってチョキならばチ・ョ・コ・レ・イ・トで6歩、といった具合に進む事が出来る歩数が決まっており、得られるリターンが大幅に変わるシビアなゲーム。相手が今どれだけ進みたいのか?を読み、戦略的に手を選ばないといけないのです。
チョキは格闘ゲームで言えば打撃に当てはめる事ができるでしょう。得られる点数が6歩と大きい反面、相手からは非常に読まれやすい。手癖で出してしまう人が多い点でもチョキと打撃は似通っていると言えます。

チョキに勝てるグーは間違いなくガードでしょう。グ・リ・コと3歩のみですが、相手の太い選択肢をいなす事ができ非常に手堅い。反面、リターンが少なくこれだけではジリ貧で勝てません。

そしてグーに勝つのはパー。ガードしている相手を崩すのはもちろん投げ。

進める歩数はパ・イ・ナ・ッ・プ・ルの6歩………6歩!!!!!!打撃フルコン通した時と同じだけ減るって事???このゲームどうなってんだ?リターン差おかしすぎるだろ…投げは大きく減りはしないものの安定のガードを崩すという選択肢のはず。そんな投げが打撃と同じだけ減っていいはずがあるものか。もはやこのゲームにはグーによるガードは存在価値が無いのではないか。あまりに無法地帯。
地域によってはパ・イ・ンの3歩という事もあるようだが、やはりそれもゲームバランスがおかしい。いくらなんでもチョキの6歩だけが強すぎる。チョキとグーの存在感を保ったままパーをミドルな選択肢として4歩か5歩にする事はできないのか。
パから始まる5文字の言葉。パイレーツ。パラディン。パルチザン。パルティア。4文字ならどうだろう?パチンコ。パンチラ。パイパン。パパイヤ。これいいんじゃないか?パパイヤ。パイナップルと同じ果物だし。

という訳で今後は「グリコ」はグリコ・チョコレート・パパイヤに生まれ変わるというにしませんか?
これによってグリコはより競技的なスポーツとして生まれ変わることは間違いないでしょう。今後のグリコの進化から目が離せなくなりますね。このアップデートによりe-Sportsの更なる可能性となる事を私は信じています。
ちなみに途中で大槻ケンヂ氏著のグミ・チョコレート・パインってめっちゃゲームバランス良くないか?って思いましたがやはりパーにBuffが必要だと思います